限界を感じている

レディ

心や体に大きな負担がのしかかると、気分の浮き沈みや食欲不振、頭痛や吐き気といった症状が体に出てきます。この状態をうつ病と判断するのか、他の病を疑うのかで病気の理解度が見えてきます。うつ病は心の不安定さだけではなく身体にもしっかり症状が出るため、精神科や心療内科ではなく内科を受診する人がけっこういます。頭痛や吐き気、熱に関しては医師も風邪と判断できますが、血液検査をしても異常が見られないことが大半です。うつ病は精神疾患なので内臓系を傷つけることはありません。結局内科を受診しても体調不良の原因がわかららないままですから本人も困り果ててしまうことになります。うつ病は、心と体に負担がかなりあるため、周囲も気づきやすい精神疾患です。例えば食べることが好きだった人がある日を境に物を口にしなくなっただけで周囲も気にかけるでしょう。さらにうつ病の影響で不眠症になった場合、仕事中眠気が襲ってきますから、当然集中力が切れミスが増えます。仕事をバリバリこなしてきた人が初歩的なミスを何度も繰り返すと、誰でも異変に気づくものです。こうしたうつ病はサインを沢山だしているため周囲が気づきサポートすることが完治の近道になります。病院を受診すると、薬と精神療法等を使って治療を進めていきますが一見元気に見えても限界を感じているケースもあります。薬といっても精神を安定させるものやうつ病の症状を抑えるものなので、多くの人に効果を発揮するとはいえません。薬を服用している時点で症状が全く改善されていないと感じるようなら医師と相談をして別の薬を提案してもらう形になります。

うつ病は様子がおかしいと気づいた時点で手を差し伸べる事が何よりも大切です。また、うつ病患者の力になるためにも病気について理解を示すことも重要でしょう。辛いことにうつ病は風邪と違って寝れば良くなるものではありません。逆に、すっかり元気になったと主張してくる時は限界がきているというサインかもしれません。うつ病患者が発する元気になったという言葉は周囲に病気を理解してもらえなかったことから出てくるとある研究者は発表しています。どんなに症状を訴えても自身がうつ病だと理解してもらえない辛さは本人にしかわからないでしょう。それに絶望し、最悪の結果を招くのです。そして症状に多い気分の浮き沈みは、悲しみの感情と混合される事が多いようです。身内や家族の死、愛する人の死は心に深く刺さるためうつ病を患う可能性がとても高くなります。とはいえ、ある博士の考えでは悲しみとうつ病は同一ではないと主張していますから、はっきりと区別するのは難しいといえるでしょう。

うつ病患者は薬の服用で症状が緩和されても、効果がきれた時普通に暮らせない事に苦しんでいます。何度もうつ病を再発する患者は、症状と毎日闘っているため心と体に限界がきています。酷くなるとベッドから出られなくなり、食事も喉を通らなくなるでしょう。普通の人が日常的に行なう風呂やごはん、着替えはうつ病患者にとってとても苦労するのです。その辺をしっかり理解すると家族や愛する人がうつ病になった時上手に寄り添うことができます。病気を否定して逃げるのではなく、うつ病を理解して薬と共に治療をしていきましょう。